じょうじゃっこうじ |
慶長元年(1596年)、日蓮宗大本山本圀寺16世の日禎上人が隠棲した庵を寺に改めた。常寂光寺は、百人一首の選者藤原定家の時雨亭があった場所といわれている。 小倉山の中腹に、本堂、妙見堂、多宝塔(重要文化財)などが並んでいる。常寂光土に遊ぶような風情があるところから、「常寂光寺」という、この名がつけられたといわれるように、山の急斜面を上り下りしながら、上からの景色、見上げての景色などを風雅に楽しむことができる。 高さ12m余の多宝塔は上から眺めると、ことに美しい。 |
||
石段の参道をのぼると 小倉山からの展望、嵯峨野が見渡せる。 |
常寂光寺の秋 ・・・ もみじ MOMIJI |
11月中旬以降、仁王門から石段へと、まさに天空にひろがるようなモミジは圧巻、そして舞い落ちたモミジが苔の上に、しきつめられ輝いている。 |
|
京都歳時記 │ 京都の寺院・神社散策 │ い〜京都サーチ HOME |